いよいよ本日、「第１００回全国高校野球選手権大会」が開幕しました！
注目の開幕試合は、藤蔭（大分）―星稜（石川）
星稜出身の松井秀喜さんの始球式も話題でしたが、始球式直前にヘリコプターの映像に切り替わりボールが落とされたのをご覧になりましたか？？？
記念すべき、そのボールを投下された方は、直方高校出身の飯野祐平整備士（29）なのです。
高校時代は強肩で外野手と捕手を兼任されていたそうですが右肩を痛め、無理に無理を重ねた結果 軟骨がつぶれて脱臼していることが判明。一時は退部を決意したそうですが、左手で投げる練習に取り組み 球速は１００キロを超えるようになりました。しかし、甲子園出場の夢は叶いませんでした。
そして飯野さんは、昨春に朝日新聞に入社。高校時代を野球漬けで過ごした飯野さんに 今回の大役が回ってきたというわけです。高校時代につらい思いをして なんとか乗り越えようと頑張った飯野さんの努力は、「夢の舞台甲子園にみんなの想いを代表してボールを投下する」事で一つの実を結んだのではないでしょうか？
そんな飯野さんの高校時代の球児仲間のお父さんが、野崎住宅の設計担当のＳ氏なのです。人と人って どこかでつながっているんですね・・・と感じた開幕式でした。
