モデルハウス誕生までのヒストリーvol⑳「モルタル施工」

令和元年11月15日

前回はモデルハウスの外壁に通気ラスを貼るところを投稿しましたが、現在はその上から「モルタル」を塗る作業に入っています。 今回のモデルではモルタルは外壁の下地として使われます。 後にモルタルの上に漆喰が塗られることになります。 下地がしっかりしていないと漆喰にひびが入りやすくなってしまうので、とても重要な作業です。

まず初めに「モルタル」とはどういったものなのか、 それはずばり、セメントに砂と水を練り混ぜたものです。 ちなみに、上記に砂利も加えて混ぜるとコンクリートになります。 モルタルは現地で造らないといけません。 下の写真のミキサーで職人さんが混ぜて造ります。 ところで、今回モルタルを塗ってくださる職人さんは左官(さかん)さんです。左官さんは壁を塗るプロです。 モルタルが完成したらいよいよ壁に塗っていきます。

上の写真のようにモルタルを塗るときにメッシュというものを一緒に塗り込んでいます。 メッシュを塗り込むことでひび割れを防いでいるのです。

モルタルは時間が経つと上の写真のように白くなります。なぜ真ん中だけ渇いているのかというと角を塗るのは大変だから最初に塗ってあるそうです。 このようにあちらこちらに様々な工夫が施されています。

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